【2022年第1四半期決算】ジョンソン・エンド・ジョンソンを分析する【JNJ 2022 Q1】

米国株

皆さんこんにちは、米国株投資家のAFUROKENです。

今回は、保有銘柄でもあるJohnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン;JNJ)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明して行きたいと思います。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは私のポートフォリオの6%程度を占める銘柄であり、ここまでのTotal Gainは3年間で+43.15%となっております。

ジョンソン・エンド・ジョンソン公式ホームページの2022 First-Quarter Press Release & Supplemental SchedulesおよびInfographic & Earnings Presentationを参照しております。

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売上高および1株当たり純利益

以下にOverall Financial Resultsの結果を示します。

売上高は前年同期と比較し5%増加市場予想−$210M)、純利益は16.9%減少、調整前EPSは16.8%減少となっております。

営業売上高は前年同期と比較し、7.7%増加、調整後営業売上高は7.9%増加、調整後純利益は3.0%増加、調整後EPS(diluted)は$2.67と3.1%増加市場予想+$0.10)しております。

地域別の売上高

以下にRegional Sales Resultsを示します。

海外の方が売上高の増加率は高かったようです。

セグメント別の売上高

以下にSegment Sales Resultsを示します。

Consumer Health部門と比較してPhamaceutical部門、MedTech部門の増加率が高かったようです。

以下にCosumer Health部門の売上高詳細を示します。

Cosumer Health部門の調整後営業売上高は主にOTC医薬品により前年同期比1.6%増加しましたが、Skin Health/Beauty、Oral Care、Women’s Care/Otherは外的な供給の制約により減少したようです、下半期には影響が軽減される見込みのようです。

Pharmaceutical部門の調整後営業売上高は、主に多発性骨髄腫治療薬ダラツムマブ、自己免疫性治療薬ウステキヌマブ、尋常性乾癬治療薬グセルクマブ、前立腺癌治療薬アパルタミド、統合失調症治療薬パリペリドンパルミチン酸エステル、そしてSARS-CoV-2ウイルス予防のためのJanssen COVID-19 vaccineにより前年同期比9.6%増加しました。しかしながら、増加率はインフリキシマブ、リバロキサバン、アビラテロン酢酸エステルの売上高減少により一部相殺されたようです。

MedTech部門の調整後営業売上高は、主にInterventional Solutionsのelectrophysiology products、Visionのcontact lenses、surgical vision products、General Surgeryのwound closure products、Advanced Surgeryのbiosurgery、Orthopaedicsのhips、trauma、kneesにより前年同期比8.6%増加しました。

Full-Year 2022 Guidance

以下にFull-Year 2022 Guidanceを示します。

予想売上高および調整後EPSの予想は下方修正。調整後営業売上高および調整後営業EPSの予想は据え置きとなっています。

Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)株は今買いか?

以下にSBI証券ホームページより抜粋したここ10年間のJohnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)の株価の推移を示します。

安定感のあるHealthcare Sector(ヘルスケアセクター)ということもあり、株価は右肩上がりで推移しております。

配当に関しては、2022/4/23の時点で配当利回り2.47%、配当性向は60%程度と少し高めのようです。今回、$1.06 quarterlyから$1.13と6.6%の増配を発表しております。

予想PERは株価$178.04(2022/5/5時点)および2022 Full-Year Guidanceの予想調整後EPSの下限から考えると、17.54倍となります。

上記決算の結果からもある程度の安定感があることが推察されます。

しかしながら、インフレに対する金融引き締めの動きもあり、投資タイミングは慎重に見極めたいところです。

最後に

今回は、【2022年第1四半期決算】ジョンソン・エンド・ジョンソンを分析する【JNJ 2022 Q1】ということで保有銘柄でもあるジョンソン・エンド・ジョンソンの2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明しました。

売上高は市場予想を下回り、2022年予想売上高および調整後EPSの予想も下方修正となっておりますが、調整後EPSは市場予想を上回りました。

ヘルスケアセクターの代表銘柄でもあり、ある程度の安定感が期待されますが、昨今の金融引き締めの動きから、投資タイミングは慎重に見極めるべきと考えます。

最後になりますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。