【2022年第1四半期決算】AT&Tを分析する【T 2022 Q1】

米国株

皆さんこんにちは、米国株投資家のAFUROKENです。

今回は、保有銘柄でもあるAT&T(エイティーアンドティー;T)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明して行きたいと思います。

AT&Tは私のポートフォリオの4%程度を占める銘柄ですが、Total Gainは3年間で-35.32%となっております。ひどい下がり方です。米国株投資を始めて間もない頃は、高配当に釣られてついつい大量に買ってしまいました。ここまで来たらもうガチホと決めていますが、良好な決算ならそれに越したことはありません。果たしてどうなるのでしょうか…

AT&Tの公式ホームページのQuarterly Earningsを参照しております。

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売上高および1株当たり純利益

以下にConsolidated Statements of Income及びAdjusted Diluted EPSを示します。

売上高は$38.1Bと前年同期と比較して13.3%の減少市場予想-$190M)、Basic EPSは$0.66で36.5%の減少、Diluted EPSは$0.65で36.3%の減少、Adjusted Diluted EPSが$0.77で9.4%の減少(市場予想+$0.08)となっております。

以下に1Q22HighlightsよりAT&Tの残存事業での売上を示します。

Standalone AT&Tというのが単体の業績になります。

単体では売上高は前年同期と比較して2.5%増加、Adjusted EPSは8.6%増加となっていることがわかります。Free Cash Flowは減少していますが、一部は資本投資の影響のようです。

セグメント別の売上高

以下に1Q22HighlightsよりSegment Resultsを示します。

売上高に関しては、Business Wirelineが前年同期と比較して6.7%減少の一方で、主力のMobilityが5.5%増加、Consumer Wirelineが2.0%増加、Latin America-Mexicoに関しても9.4%増加しております。

EBITDAに関しては、Mobilityが前年同期と比較して1.8%減少、Bussiness Wirelineが8.5%減少しております。

新規登録者数の推移

以下にAT&Tサービス登録者の推移をAT&T Investor Updateより示します。

Postpaid phone net addsは691,000、AT&T Fiber net addsは289,000と順調に推移しております。

また、Postpaid net addsは965,000、Prepaid phone net addsは113,000となっております。

AT&T(エイティーアンドティー)株は今買いか?

以下にSBI証券ホームページよりここ10年間のAT&Tの株価チャートを示す。

ここ最近の$WBDスピンオフ以前から安定感は無いことが分かります。

元々高配当株として有名でしたが、前回1株当たり$0.52 quarterlyであった配当を$0.2775 quarterlyに減配しています。減配したとは言え、株価も下がっていることから配当利回りは2022/4/23の時点で5.49%です。配当性向は現時点で40%程度とそこまで高くはないですが、今後も配当が維持されるかに関しては疑問符が残ります。

予想PERは株価19.69(2022/5/5時点)と今回のNon GAAP EPS $0.77を年間換算すると6.39倍と一見割安に見えます。

サービス登録者は特にPostpaid phone net addsで691,000、AT&T Fiber net addsで289,000と順調に伸びており、ある程度のリスクはあるものの、投資対象と考えていいのではないだろうかと思います。

最後に

今回は、【2022年第1四半期決算】AT&Tを分析する【T 2022 Q1】ということで保有銘柄でもあるAT&Tの2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明しました。

今回の結果はイマイチでしたが、サービス登録者が順調に推移していることからある程度の期待は出来るのではないでしょうか?

特に持ち味である配当が今後どうなるかに注目です。

最後になりますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。