【2022年第1四半期決算】ベライゾン・コミュニケーションズを分析する【VZ 2022 Q1】

米国株

皆さんこんにちは、米国株投資家のAFUROKENです。

今回は、保有銘柄でもあるVerizon Communications(ベライゾン・コミュニケーションズ;VZ)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明して行きたいと思います。

ベライゾン・コミュニケーションズは私のポートフォリオの3%程度を占める銘柄であり、3年間のTotal Gainは-8.63%と、同業他社のAT&Tと比較するとかなりマシですが、なかなかプラスにはなりそうにありません。減配のリスクもありそうなので良好な決算であることを願います。果たしてどうなるのでしょうか…

ベライゾン・コミュニケーションズ公式ホームページのQuarterly Reportsを参照しております。

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売上高および1株当たり純利益

以下にCondensed Consolidated Statements of Income及びAdjusted EPSを示します。

売上高は前年同期と比較して2.1%増加(市場予想通り)、純利益は12.4%減少、Basic EPSが$1.09と14.2%減少、Diluted EPSは$1.09と14.2%減少、Adjusted EPSは$1.35と0.7%減少(市場予想通り)となっております。

また、Free cash flowは前年同期の$5.2Bから$1.0Bへ減少しております。

新規登録者数の推移

以下に各サービス毎のNet Addsを示します。

Wireless retail postpaid phoneに関してはnet addsが-36Kとなっております。

Broadband net addsに関してはFixed Wirelessメインで順調に増加しております。Fixed Wirelessの内訳としてはConsumerの割合の方がやや高いようです。

IoT net addsは横ばいです。

Prepaid net addsは-80Kとなっております。

Broadband net adds特にFixed Wirelessの伸びが好調のようです。

Full-Year 2022 Guidance

以下に2022 full year guidanceを示します。

前回と比較してほとんど変わりなしです。

Verizon Communications(ベライゾン・コミュニケーションズ)株は今買いか?

以下にSBI証券公式ホームページより、ここ10年のベライゾン・コミュニケーションズの株価チャートを示します。

ここ数年で成長は鈍化しているようです。

もともと同業他社のAT&T同様、高配当が売りの銘柄となっており、2022/4/23時点での配当利回りは4.65%、配当性向は50%弱程度とやや高めです。連続増配は18年間となっております。

予想PERは株価$47.73(2022/5/5時点)とFull Year 2022 GuidanceのNon GAAP EPSの下限から8.84倍となり、やや割安に見えます。

決算結果を見る限りは株価上昇を期待しては買いづらい印象です。配当目当てにしても減配が懸念されます。

最後に

今回は、【2022年第1四半期決算】ベライゾン・コミュニケーションズを分析する【VZ 2022 Q1】ということで保有銘柄でもあるVerizon Communications(ベライゾン・コミュニケーションズ;VZ)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明しました。

市場予想通りの増収減益となっており、今ひとつの決算結果でした。今後はBroadband net addsの伸びに期待が掛かるところです。

私は配当目当てでのホールドを継続する予定です。

最後になりますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。