【2022年第3四半期決算】プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)を分析する【PG 2022 Q3】

米国株

皆さんこんにちは、米国株投資家のAFUROKENです。

今回は、保有銘柄でもあるThe Procter & Gamble Company(P&G:プロクター・アンド・ギャンブル;PG)の2022年第3四半期決算(2022 Q3 results)に関して説明して行きたいと思います。

P&Gは私のポートフォリオの10%程度を占める銘柄であり、3年間のTotal Gainは+46.96%とかなりの優等生です。今回も優等生ぶりを発揮してくれるのでしょうか?

プロクター・アンド・ギャンブル公式ホームページのPress Releasesを参照しております。

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売上高および1株当たり純利益

以下にConsolidated Earnings Informationを示します。

売上高は$19,381Mと前年同期と比較して7%増加市場予想+$710)、Basic EPSは$1.37と5%増加、Diluted EPSは$1.33と6%増加しております。

また、Non-GAAP Core EPSは$1.33と前年同期と比較して6%増加しております(市場予想+$0.04)。

セグメント別の売上高

以下に各セグメント毎のOrganic Salesを示します。

Organic Salesは特にHealth Care、Fabric & Home Care、Baby, Feminine & Family Careで2桁台の増加となっております。

フリーキャッシュフロー

以下に2022 Q3のAdjusted free cash flowおよびAdjusted free cash flow productivityを示します。

以下に前年同期の結果を示します。

以下に2022 Q2の結果を示します。

Free Cash Flowはまだまだプラス域ですが、今回は企業が年間90%以上を目標としているAdjusted Free Cash Flow Productivity(Adjusted Free Cash FlowのNet Earningsに対する割合。)が74%であり、前年同期および2022 Q2と比較して減少したようです。

Full-Year 2022 Guidance

以下に2022 Q3のFull-Year 2022 Guidanceを示します。

以下に2022 Q2のFull-Year 2022 Guidanceを示します。

Core EPS Growthは+3% to +6%と据え置きですが(市場予想は+3.5%)、Net Sales GrowthおよびOrganic Sales Growthは上方修正となっております。

The Procter & Gamble Company(P&G:プロクター・アンド・ギャンブル)株は今買いか?

以下にSBI証券公式ホームページから抜粋したここ10年間のThe Procter & Gamble Company(P&G:プロクター・アンド・ギャンブル)の株価の推移を示します。

安定感のあるConsumer Staples Sector(生活必需品セクター)でもあり、株価も右肩上がりとなっております。

配当利回りは2022/4/24時点で2.24%、$0.8698 quarterlyから$0.9133 quarterlyへ5%の増配を発表しました。配当性向は60%程度とやや高めで推移しております。

予想PERは株価$156.4(2022/5/5時点)と今回のNon GAAP EPSを年間換算すると、29.40倍と少し割高に見えます。

決算結果も非常に良好で、比較的安定した投資対象と考えます。

最後に

今回は、【2022年第3四半期決算】プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)を分析する【PG2022 Q3】ということで保有銘柄でもあるThe Procter & Gamble Company(P&G:プロクター・アンド・ギャンブル;PG)の2022年第3四半期決算(2022 Q3 results)に関して説明して行きました。

非常に良好な決算、長期の安定性を兼ね備えており、比較的安定した投資対象と考えます。

最後になりますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。