【2022年第1四半期決算】スリーエム(3M)を分析する【MMM 2022 Q1】

米国株

皆さんこんにちは、米国株投資家のAFUROKENです。

今回は、保有銘柄でもある3M(スリーエム;MMM)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明して行きたいと思います。

スリーエムは私のポートフォリオの2.2%程度を占めるIndustrials Sector(資本財セクター)の代表銘柄ですが、3年間のTotal Gainは-6.34%とマイナスとなっております。今回の決算結果は果たしてどうなったのでしょうか?

スリーエム公式ホームページを参照しております。

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売上高および1株当たり純利益

以下にConsolidated Statement of Income及びSupplemental Financial Informationを示します。

売上高は$8,829Mと前年同期と比較して0.3%減少市場予想+$50M)、Diluted EPSは$2.26と18.4%減少、Non-GAAP EPSは$2.65と10.2%減少市場予想+$0.34)しております。

減収減益ではありますが、市場予想は上回っているようです。

セグメント別の売上高

以下にセグメント別の売上高を示します。

Health CareおよびConsumerセグメントでは前年同期と比較して増収となっておりますが、Safety and IndustrialおよびTransportation and Electronicsセグメントでは減収となっております。

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バランスシート

以下にバランスシートを示します。

自己資本比率は32.7%とわずかに低め、流動比率は157.9%と十分な値となっております。

キャッシュフロー

以下にキャッシュフローを示します。

フリーキャッシュフローは減少こそしているものの、プラスを維持しております。財務キャッシュフローはマイナス幅を広げています。

Full year 2022 Guidance

以下に2022年通年の見通しを示します。

GAAP EPSは前回予想の$10.15-10.65から下方修正、Non-GAAP EPSは$10.75-11.25(市場予想は$10.29)となっております。

3M(スリーエム)株は今買いか?

以下にSBI証券公式ホームページより、ここ10年間のスリーエムの株価チャートを示します。

長期的には確かに株価を上昇させていますが、安定していないようです。

配当利回りは2022/5/30の時点で4.05%、$1.48 quarterlyから$1.49 quarterlyに0.7%増配しており、配当性向は56.2%となっております。連続増配は64年です。

予想PERは2022/5/30の株価$149.51および2022 Full-Year Guidanceの下限値$10.75から13.9倍となっており、やや割安に見えます

減収減益ながらも市場予想を上回る決算、株価は安定しないながらも連続増配64年間の高配当銘柄、予想PERも割安であり、個人的には十分な投資対象となり得るのではないかと考えます。

最後に

今回は、【2022年第1四半期決算】スリーエム(3M)を分析する【MMM 2022 Q1】ということで、保有銘柄でもある3M(スリーエム;MMM)の2022年第1四半期決算(2022 Q1 results)に関して説明して行きました。

減収減益ながらも市場予想を上回る決算高配当割安な予想PERなどから、十分投資対象となりうると考えます。

最後になりますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします。