円安も加速し、2022年が始まった頃は110円であった日本円が9月現在では143円程度となっています。
円安が進み、物価が上がり、この短期間でここまで法定通貨の価値が変動することがニュースになるほどではありますが、一方で円安の比にならないレベルで変動しているのが仮想通貨です!
仮想通貨の価格変動で税金払えない?!
まずはこちらをご覧ください。
有名ユーチューバーのお二人です。
2022年に入りそれぞれ10億円以上の資産を失っているようです。
動画内にもあるように長期でホールドしている人やロングに張っている人で勝っている人はおそらくいないでしょう。
昨年はロングで保有しているだけでかなりの資産が築けた人も多いと思いますが、昨年の利益から利益から所得税・住民税が払えない人も発生しているのではないでしょうか?!
私もその一人です・・・笑
所得税を払う4月まではそこまでではなかったのですが、5月に発生したテラルナショックから相場全体が一気に下落しました。
そこから横ばいが続いて6月・8月の住民税の支払い時期で売るに売れない状況となっています。
所得税分は利確しても、住民税分まで昨年の段階で利確しておけばよかったですね。
たらればですが、、、
ユーチューバーの与沢さんに関してはドバイに在住のため、どのタイミングで利確をしても非課税なので利確していると思いきや、視聴者の方に買いを煽ってしまったので売るに売れない状況だったとのこと・・・
青汁王子こと三崎優太氏はメタバースを推しており、もちろん彼に限ったことではなく昨年末にはFacebook社もMeta社とメタバースに重きを置いた屋号に変更しております。
メタバースの先行者利益を得よう!
昨年たまたまロングで保有しているだけで増えた資産をメタバースに突っ込もう!
そんな風潮が年末にかけてあったため、利確も最小限に抑えた人も多かったのではないでしょうか・・・
メタバース銘柄の代表格の価格推移は?
最初に仮想通貨の代表格、時価総額が最も高いBitcoinの一年推移のチャートはこちらです。

昨年の10月ごろにピークを迎え、そこから年末にかけてと年始、テラルナショックの5月にと大きく下落しています。
昨年末から40%程度の下落になりますでしょうか。
続いてメタバース銘柄で三崎氏やその他ユーチューバーもゴリ押ししていた銘柄であるEverDomeの1年足チャートがこちらです。

2022年の2月ピーク時には13円までつけた価格が今は1円台です笑
関連する銘柄であるTensetやMetaheroなどのトークンも軒並み下がっています。
いやー恐ろしいですね・・・
メタバースというパワーワードをファンダメンタルと見た場合、ここまで真逆に動くとは誰しもが思わなかったのではないでしょうか?!
その他のアルトコインも大体ピーク時の10分の1程度となっていますので、納得の大幅下落ですね。
これでまた2025年には上がるから仕込んでいる人もいるかもしれませんが、ホントに火葬通貨になるかもしれませんので、撤退するか、もう少し下で指値を入れて分散して寝かせておくか。
もちろん無くなっても困らない程度の資金を投入するまでかなと思います。
確かにメタバースがひろがり、NFTを保有していることで受けられるサービスが増える未来が到来する可能性も確かに予測はでき、そのときに流通するのが仮想通貨というのも納得です。
ただ、この大幅下落により資産を失う事実もあります。
今回で分かったのは与沢氏や三崎氏の仮想通貨の資産が昨年段階では数十億円規模で保有していたということ。
彼らはエンターテイメントと割り切っていますが、相当なダメージだっただろう・・・
今回の大幅下落からの学び
今回の大幅下落から学んだことは、仮想通貨以外の収入源をしっかりと持つこと、持っている人の考えを参考にすることです。
恥ずかしながら、仮想通貨系ユーチューバーの情報ばかりインプットしていたため、アフィリエイトと分かっていてもその情報を元に判断してしまったことです。
仮想通貨やFXなどで生計を立てている人の情報提供は必ず自身への見返りを前提にしています。
なので、また仮に相場が回復して仮想通貨系のユーチューバーが群がってきてもその人たちの情報だけで判断・行動しないことをお勧めします。
逆に与沢氏や三崎氏は視聴者から巻き上げようとしていません。(視聴回数やチャンネル登録者を増えしたいのは事実でしょうけど)
買い煽りとしては結果的に同じかもしれませんが、彼らには事業もあり、視聴者に何かを売りつけたりそこから生計を立てているわけではありません。
もちろん投資は自己責任なので私たち視聴者から巻き上げようと思っている配信者か?少なくとも本当に良いと思っているものを発信する配信者かは見極めて投資判断を深める必要があります。
もう一つは所得税と住民税の支払いです。
やはり雑所得に対しての税率がキツすぎます。
他の所得の状況にもよりますが、少なくとも儲けの30%〜40%前後を翌年に日本円で納めることになります。
爆上がりした翌年にこれだけ下落すると、利確のタイミングによってはこの税率分を支払えないのがわかりますよね?笑
まあまた爆上がりする年に自分が投資できるかわかりませんが、利確のタイミングを図っても、流行りそうなものへの再投資も構いません。
ただ、必ず35%の保有資産はその年内に日本円へ利確してください!
これはマストですね!
また2022年末にどうなっているか・・・
記事にしますね笑